学校教育に影響を及ぼす、学校内外の諸条件。
学校環境には、学校内部における生徒の学習・生活をとりまく環境と、学校をとりまく外部環境の二つの側面があると考えられます。
今の時代に合った教育設備は生徒たちの居場所になり、そこからのコミュニケーションが生徒の成長に欠かせないものだと思います。
成美学園高等學校は坂道を上った正門からドラマが始まるストーリーになっています。
開放的なエントランスロビー・潮風ホール・ライブスタジオ「ふぇるまあた」・従来の図書館イメージをかえた、ライブラリーカフェ・海が見える教室・ゴールデン・レトリバーたちが遊ぶドッグラン・校庭の人工芝生などなど洗練された学校です。
スクーリングが楽しくなる不思議な環境です。人は環境で変わります。
「楽しいから考え、考えるから楽しい」
そんな授業が大切だと考えています。
「本質に気付く」「他とよさを認め合う」「自分の成長を認識する」中には、「考える」行為が含まれていると言えます。
また,そのような学びによって得られた「楽しさ」が「学ぶ意欲」につながると考えられます。
つまり「学ぶ楽しさを味わう授業」を積み重ねることにより、「考える」ことが繰り返されるとともに「学ぶ意欲」が高まるのです。
「学ぶ楽しさ」は「考える」ことの原動力となります。
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知識・探究の中にある学ぶ楽しさ
1 つめは「わかっていくこと」「探究すること」が「楽しさ」の中心になる授業です。この「楽しさ」は、本質に気付いていく中で得ることができる「学ぶ楽しさ」と言えます。「こういうことだったのか。」などの発見をする過程で,生徒は様々なことを考えます。
教師が簡単に正解を言ってしまうような授業では,
そのような「楽しさ」を味わうことができません。 -
友達の良さに気づいて認め合う
2つめは、友達の考えのよさに気付いて認め合う授業です。
友達のよさに気付き、認めるために「考える」ことが不可欠です。
「なぜ、よい考えだと感じたのか。思ったのか。」という判断が存在するからです。子どもはここで考えます。 -
新たな問いやこだわりを生む達成感・満足感
3つめは、達成感や満足感を味わう授業です。
達成感や満足感を味わうには,過去の自分と今の自分を比較して判断することが関わってきます。まさに、自分について「考える」のです。
そこから生まれる「考えたからわかった。できるようになった。」という自信は「もっとうまくなるには」「もっとわかりたい」などの新たな「問い」や「こだわり」へとつながります。
自分たちで作りたい」
そんな生徒の思いを尊重しています。
成美学園高等學校は法律に違反する行為は認めませんが、
原則的に校則(自分たちのルール)は生徒たちが生徒会によって作っていきます。
自律校則とは 自分で自分の行ないを規制すること。
学校・社会からの力にしばられないで、自分の立てた規範に従って行動することです。
服装・髪の毛・髪型・スマホ・アルバイト・校内恋愛等々について決められたルールにただ従うのではなく「なぜそうしてはいけないのか」「本当にいけないことなのか」を生徒同士や先生とディスカッションして、さまざまなルールに対し、先生と生徒、双方の主張を聞き、どう落としどころを見つけるかの話し合いをします。
成美学園の教育目的は「自律した大人を育む教育機関であり続ける」です。
自律人を育む5大要素実践とは
①自ら考える ②自ら判断する ③自ら決定する ④自ら行動する ⑤自ら責任を持つ
校則(自分たちのルール)は毎年変化していくものです。
それが生徒たちの成長に欠かせないものと思います。
校時表 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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9:00~ | 登校開始 | ||||
9:20~9:30 | SHR | ||||
9:30~10:20 | 数学Ⅰ | 言語文化 | 歴史総合 | 情報Ⅰ | 公共 |
10:30~11:20 | 倫理表現Ⅰ | 化学基礎 |
英語
コミュニケーションⅠ
|
数学A | 家庭基礎 |
11:20~12:10 | 保健体育 | 数学Ⅰ | 現代国語 |
英語
コミュニケーションⅠ
|
音楽 |
12:20~12:20 | 美化活動(掃除) | ||||
12:20~12:30 | SHR | ||||
12:30~13:10 | お昼休み | ||||
13:20~14:50 | 総合的探究の時間 | コース・クラブ活動 | |||
~15:00 | 完全下校 | ||||
~17:00 | 完全下校 |